【業務概要】
　平成18年7月豪雨に伴う土石流の発生により、多量の土砂が下流人家まで流出した1級河川江の川支川である石廻谷川における土石流対策ダム及び渓流保全工の詳細設計を行ったものである。

【業務の難易度】
　土石流対策ダム本堤袖部基礎地盤において、地質調査により最大層厚7m程度の軟弱粘土層確認された。
　これに対しダム計画位置の再検討及び、基礎地盤対策工等の総合比較検討を実施し、本堤袖部基礎地盤対策工として深層混合処理工による地盤改良を採用することにより、機能性、安全性、経済性、施工性に優れる土石流対策ダムを立案した。

石廻谷えん堤
パース図

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