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協会行事参加


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島根県森林整備課と島根県森林土木技術協会共催の現地研修会において発表を行いました。
2011/07/21
会場は川本合同庁舎第1会議室でした。
島根県治山林道研究会(島根県農林水産部森林整備課)と島根県森林土木技術協会の共催という形で行われました。
当社のほかに、(株)大屋ハイテックさん、コスモ建設コンサルタント(株)さん、日西テクノプラン(株)さんの発表がありました。
まずは島根県森林土木技術協会石田会長のあいさつです。

準備等ありがとうございました。
トップバッターは大屋ハイテック辰巳さんです。
落石調査手法について、詳しく説明していただきました。

写真が暗くて申し訳ありません。
2番目はコスモ建設コンサルタント小村さんの発表でした。
落石発生における斜面の浸食過程の影響に触れ、安易な発生源対策選定について警笛を鳴らしていただきました。

概念的な考えをわかりやすく説明していただきました。
3番目はわが社の番です。
発表者は、今この文章を作成している管理人です。
発表時間30分のところ、なんとっ!!  50分もしゃべってしましました。
関係者の皆様、申し訳ありませんでした。

時間オーバーとも知らず、いい気分でしゃべっています。1回くらい練習しろ!
最後は日西テクノプラン瀬崎さんです。
自社で開発された、クラッシュネット工法、ワイヤーネット被覆工法の説明をされる一方、立久恵峡での落石災害等の経験に基づく、設計上の注意点を発表していただきました。

落石経路の説明は興味深いお話でした。
発表の後は、県職員の方々と協会員の意見交換会となりました。
司会は県央県土整備事務所治山・林道グループ石田課長です。
落石の調査・設計手法については、各社、個人により統一が図られていない部分があり、その辺りを中心とした意見交換となりました。

なかなか返答に困る質問もありました。
今回の研修会では、各社の落石調査・設計手法の違いをどうこう言う会ではなく、今後の島根県治山落石対策の方向を見定めるための第1段階であったと思います。
そういう意味で、よその会社の考えを聞けてとても勉強になりました。
県の考えを統一するというのは、言うのは簡単ですが実際に行うので非常に大変ですし、ある種のリスクも含みます。
一層の技術力向上を図るとともに、治山落石対策の品質アップに貢献していけたらと思います。

終了時間を遅らせて申し訳ありませんでした。