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『届け熱い想い!』社長の手記
Vol.13 2021年 夏 -Stop the season in the sun-  2021年7月
2021/07/09

「ストップ・ザ・シーズン・イン・ザ・サ~ン、心潤してく~れ~、いつまでも、このままでいたいのさ~ Woo、Woo、Woo」。今年もTUBEのこの曲と共に待ちに待った夏がやってきました。昭和かっ!。

照り付ける太陽の光が白い砂浜でキラキラと輝き、吹き抜ける風は心地よく、午後4時頃になると雷と共に降る夕立は、焼けたアスファルトを冷やしてくれるシャワーのようで。私が青春時代を過ごした昭和の夏はこんな感じ。何かが起こりそうでいつもワクワクドキドキしてました。

令和の夏は、太陽が熱中症を引き起こすほど熱く、風は竜巻となり人を襲い、夕立はゲリラと呼ばれる。今の若者が抱く夏のイメージはリサーチしていませんが、ハラハラビクビクのあげく何かが起こるのは御免被りたいです。

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先週末(7月3日)、静岡県を中心とした東海地方を豪雨が襲い、熱海市では大規模な土石流災害が発生しました。テレビで見る土石流の映像は、東日本大震災の津波の映像に匹敵するショッキングなものでした。多くの方が犠牲となり、まだ行方不明の方もいらっしゃいます。また昨日(7月7日)未明には島根県東部に線状降水帯が出現し、松江、出雲等の各地で豪雨災害が発生しました。熱海で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに一日も早い救助と復旧を願い、また防災に携わる仕事を生業とする弊社も、全力で地元の災害復旧に対応する所存です。

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今年度私は、住まいする地区の町内会長を務めています。7月4日(日)に行った常会では、前日発生した熱海の災害を受け、町内のハザードマップを出席者に配布しました。町内エリアを拡大しプリントアウトしたハザードマップを見て初めて、当町内28戸の家屋が全て「土砂災害警戒区域(地すべり、急傾斜)」内に位置している事に気付きました。避難所とされている公民館も区域内にあります。

災害対策には、自分自身や家族で備える「自助」、地域で助け合う「共助」、行政が行う「公助」の3つがあり、「自助」がその基本とされています。職業柄、町内会長任期中にもう一度、この事を題材とし町内の皆さんと話し合いの機会を持つことが私の使命と考えています。

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「ストップ・ザ・シーズン・イン・ザ・サン」とは、「ずっと夏のままでいてほしい」という意味です。やっぱり夏は、ワクワクドキドキさせる季節でないといけませんよね。