- ■主な業務内容
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- 横ボーリング工事
- 集水井工事
- 地すべり抑止杭工事
- アンカー工事
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地すべりの滑動に関与する地下水を排除し、斜面の安定度を向上させる地下水排除工(集水井工・集排水ボーリング工)及び、 地すべり滑動力に抵抗させることを目的とした抑止工(杭工、アンカー工)の施工を行っています。
抑止杭工施工状況
地すべりを止める抑止杭工の施工状況です。移動土塊の下にある岩盤まで、長さ10〜20mの鋼管杭を建て込んで、鋼管の曲がり抵抗やせん断抵抗で移動する力に対抗するものです。
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崩壊・浸食により不安定化した斜面を切り土により整形し、植物、コンクリート等により保護します。また、アンカー工、鉄筋挿入工の施工により、規模の大きなすべりへの対策も行います。
グラウンドアンカー工 アンカー材挿入状況
崩壊の危険性のある土塊を、ワイヤーなどのアンカー材によって安定した土塊と連結させて斜面のくずれを防ぎます。
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顧客のニーズに合った井戸の掘削方法を選択し、安心して地下水をご使用して頂けるよう各種水源工事を行っています。 フィルターの目詰まりによる揚水能力低下に対する工事なども行っています。
また、地すべり対策工事の1つである集水井工の施工やそのメンテナンスも行なっています。
集水井内の集水状況
地すべりの要因となる地下水を排除するため、直径3〜3.5mの大きな井戸(集水井)を造ります。この集水井に地下水を集めて排水することで地すべりの発生を防ぎます。
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斜面からの落石に対する保全家屋等を直接保護する落石防止工事、地すべりの要因となる地表水の浸透を排除する地表水排除工事(山腹水路工)、ボーリング孔口付近の洗掘・崩壊の拡大を防止する孔口保護工(かご工・井桁ブロック工等)の施工も行っております。
高エネルギー吸収型防護柵工の施工状況
落石により家屋等への被害が懸念される斜面に鋼製の防護柵を設置し、落石被害を防ぎます。