『届け熱い想い!』社長の手記

Vol 4 2019年 春 −向かうべき方向は皆同じ− 2019年4月
2019/04/22

4月1日、「平成」に変わる新元号『令和』が発表されました。『令和』という漢字や音の響きから受けた第一印象は「つめたい」という感覚でした。にすいを付けると「冷」になることや、「命令」という熟語から連想されるものだと思います。

4月7日、統一地方選挙の島根県知事選挙と県議会議員選挙の投開票が行われました。保守分裂選挙として全国からも注目を集めた島根県知事選挙では、「県民党」を掲げた丸山達也氏が当選されました。日頃からお世話になり、応援し続けてきた自民党が袂を分かち繰り広げられた戦いは、一企業の代表として難しい判断を委ねられるものでした。結果は、人口減少等の課題が一向に解消しない県政に対し、県民の多くが「変わる」ことを恐れず選択した選挙であったと思っています。

マスコミは選挙後も、両陣営には感情的なしこりが残る、などと人々の興味をそそるよう意図的に冷たい報道を繰り返しているような気がします。今後の県政トップの役割は大きいと思いますが、取り組むべき課題と向かうべき方向は皆同じはずです。時代に合った政策を掲げ実現していくことや、時には相反する意見に耳を傾けることも大切でしょう。しかし、トップの最も重要な役割は、目的達成のため様々な方向に向いているベクトルを、如何に同方向に束ねていくかだと思います。ベクトル方向が90°以内になれば意見の集約も可能となり、多くの力を有効に活用できる組織形成も可能です。我が島建コンサルタント鰍フベクトル方向は120°くらいですかねぇ。まだまだやるべきことは満載です。

『令和』には、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という想いが込められているようです。見た目だけでは判断することの難しい『令和』命名に込められた想いを安倍晋三首相の会見で知ることができました。

AIの時代が間近に迫ると言われています。そこに何かしらの冷たさを感じる人は少なくないと思います。しかしこれは、向かうべき方向への前進の手段にすぎません。そんな時代だからこそ、人々が心寄せ合い協力しあう。新元号『令和』は、これからの社会形成に必要なことを教えてくれている気がします。

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