■ 高木 昌文
本来は、落合君の順番ですが、割り込みで投稿させていただきます。
12月2日(日)に開催された『国宝松江城マラソン2018』に参加しました。
『国宝松江城マラソン2018』は、昨年まで行われていた『松江玉造ハーフマラソン』を発展させ、14年ぶりに島根県で開催されるフルマラソンです。コースは、松江市総合体育館を発着とし、松江城、宍道湖を眺め、松江市街から中海を反時計周りに一周し、市中心部へと戻るコースでした。
7月に大会の開催が発表され、出場について悩みました。いつかはフルマラソンという気持ちもあり、“松江での開催”、“第1回目の大会”ということで参加を決めました。
7月下旬に申し込み、そこから週2〜3回程度、マラソンに向けての練習を始めましたが、本番までに走った最長距離25キロ、月平均走行距離70キロと、少ない練習量で本番を迎えることになりました。フルマラソンを完走するには、“練習で1回30キロ走る、月100キロ走る”というのが通常のようですで、そんな時間は取れないと自分を甘やかした結果、練習不足の不安を抱えて本番当日を迎えました。
大会当日は、晴天で12月にしては暖かく、マラソンを走るには最高のコンディションでした。
朝、8時45分いよいよスタートです。私は完走(制限時間6時間)が目標だったので、最後尾からのスタートでした。眼前に5000人のランナーが並び、一斉にスタートする景色は壮観でした。
レースは、走りに集中するとペースが上がってしまうため、“慌てず、練習よりもゆっくり、周りの風景を楽しみながら”を心掛け、スタートから33キロ付近までは、考えていたレースプランどおりに走ることができました。
しかし、33キロを過ぎた途端、マラソンでよく言われる『30キロの壁』がやってきました。足の痛みや体のだるさから思うようにペースがキープできなくなりました。特に、左足の股関節、右足の甲の痛みが強く、足の甲は“折れるかも”と感じるくらいの痛みでした。ここからの残り9キロは本当にしんどかったです。痛みを我慢しながら、“走る”と“歩く”を繰り返して前に進みます。ある程度、走ったなと思い時計を見ると、時間は進んでいるのに距離が全然進んでいません。これは精神的にかなりダメージになりました。しかし、制限時間も迫っています。ここまで頑張って走ってきたのだから“絶対に完走する”、“絶対に諦めない”と奮起して走りました。
結果、制限時間ギリギリの5時間51分でなんとか完走することができました。
走っている途中、ハイタッチをして喜んでくれる子供達、エイドステーションで「頑張って下さい」と声をかけていただいたボランティアの皆さん、『足が痛いのは気のせい』と書いたプラカードを持って応援していただいた方、沿道からの沢山の方々の応援が力となり完走できたと思います。改めて応援の力って凄いなと感じました。最後、ゴールの手前では、応援の皆さんに“おかえり—”と声をかけていただいた時は、思わず涙が出そうになりました。
初めてフルマラソンに参加し、目標としていた完走をすることができました。これも、一緒に練習していただいた方、文句も言わずに協力してくれた家族、当日、応援していただいた方々、ボランティアスタッフの皆さんのおかげだと思います。本当にありがとうございました。
今年は、一人での参加でしたが、来年は走ろう会で走りませんか?
ということで、次は本来の順番である落合君、お願いします。
12月2日(日)に開催された『国宝松江城マラソン2018』に参加しました。
『国宝松江城マラソン2018』は、昨年まで行われていた『松江玉造ハーフマラソン』を発展させ、14年ぶりに島根県で開催されるフルマラソンです。コースは、松江市総合体育館を発着とし、松江城、宍道湖を眺め、松江市街から中海を反時計周りに一周し、市中心部へと戻るコースでした。
7月に大会の開催が発表され、出場について悩みました。いつかはフルマラソンという気持ちもあり、“松江での開催”、“第1回目の大会”ということで参加を決めました。
7月下旬に申し込み、そこから週2〜3回程度、マラソンに向けての練習を始めましたが、本番までに走った最長距離25キロ、月平均走行距離70キロと、少ない練習量で本番を迎えることになりました。フルマラソンを完走するには、“練習で1回30キロ走る、月100キロ走る”というのが通常のようですで、そんな時間は取れないと自分を甘やかした結果、練習不足の不安を抱えて本番当日を迎えました。
大会当日は、晴天で12月にしては暖かく、マラソンを走るには最高のコンディションでした。
朝、8時45分いよいよスタートです。私は完走(制限時間6時間)が目標だったので、最後尾からのスタートでした。眼前に5000人のランナーが並び、一斉にスタートする景色は壮観でした。
レースは、走りに集中するとペースが上がってしまうため、“慌てず、練習よりもゆっくり、周りの風景を楽しみながら”を心掛け、スタートから33キロ付近までは、考えていたレースプランどおりに走ることができました。
しかし、33キロを過ぎた途端、マラソンでよく言われる『30キロの壁』がやってきました。足の痛みや体のだるさから思うようにペースがキープできなくなりました。特に、左足の股関節、右足の甲の痛みが強く、足の甲は“折れるかも”と感じるくらいの痛みでした。ここからの残り9キロは本当にしんどかったです。痛みを我慢しながら、“走る”と“歩く”を繰り返して前に進みます。ある程度、走ったなと思い時計を見ると、時間は進んでいるのに距離が全然進んでいません。これは精神的にかなりダメージになりました。しかし、制限時間も迫っています。ここまで頑張って走ってきたのだから“絶対に完走する”、“絶対に諦めない”と奮起して走りました。
結果、制限時間ギリギリの5時間51分でなんとか完走することができました。
走っている途中、ハイタッチをして喜んでくれる子供達、エイドステーションで「頑張って下さい」と声をかけていただいたボランティアの皆さん、『足が痛いのは気のせい』と書いたプラカードを持って応援していただいた方、沿道からの沢山の方々の応援が力となり完走できたと思います。改めて応援の力って凄いなと感じました。最後、ゴールの手前では、応援の皆さんに“おかえり—”と声をかけていただいた時は、思わず涙が出そうになりました。
初めてフルマラソンに参加し、目標としていた完走をすることができました。これも、一緒に練習していただいた方、文句も言わずに協力してくれた家族、当日、応援していただいた方々、ボランティアスタッフの皆さんのおかげだと思います。本当にありがとうございました。
今年は、一人での参加でしたが、来年は走ろう会で走りませんか?
ということで、次は本来の順番である落合君、お願いします。

松江城マラソンのゴールゲート

スタート直前、5000人のランナーがスタートの瞬間を待っています。

完走しないともらえないタオルとメダルをゲットしました。